2026.09.22-09.27|かたおかゆかこ 初個展「はじまり、はじまり。」
かたおかゆかこによる初個展「はじまり、はじまり。」は、彼女が歩んだ創作活動15年の軌跡を振り返るとともに、未来へ向けて新たな物語のページをめくる、ささやかな祝祭のような空間である。
白壁にゆったりと配された作品群は、明度が高く、見る者の心を弾ませるポップな配色で彩られている。
カエルやウサギ、イヌといった愛らしいキャラクターたちが織りなす日常の情景に加え、美味しそうなケーキやサンドイッチをモチーフとした作品群は、手仕事ならではの温もりと視覚的な遊び心に満ちている。
会場には自身が手がけた絵本も並び、紙質やページをめくる手触りを通しても鑑賞者を物語の世界へと深く誘い込む。
学生時代から絵本を専攻し、現在は働きながら実直に筆を走らせてきた作家の15年。
友人たちの姿に背中を押され実現した本展には、日常の小さな喜びに光を当てようとする真摯な眼差しと、静かなる決意が宿っている。
絵本の幕開けを告げる魔法の言葉を冠したこの場所で、あなただけの「小さな物語」のページを開いてみてはいかがだろうか。










作品展について
創作活動をはじめて、15年。
いつか個展をやってみたい。
そんなことを思いながら、
「いつか」のまま、何度も季節を越えてきました。
でも、今年は節目の年。
友人たちがそれぞれの場所で一歩を踏み出す姿に背中を押され、
私も、ようやく「やってみよう」と思うことができました。
こうして迎えた、はじめての個展。
これまで描いてきたものを並べることは、
これまでの15年を振り返ることでもあり、
同時に、これからの自分へ向かって
新しいページをひらくことでもあるのだと思います。
だから、この個展の名前を
「はじまり、はじまり。」にしました。
物語がはじまるときの、
あの言葉のように。
「はじまり」を二度繰り返したのは、
絵本のような、少しわくわくする響きが
この場所に似合う気がしたからです。
ここから、どんな物語がはじまるのか。
まだ私にもわかりません。
ただ、この一歩が、
これからの私の物語につながっていったらいいなと思っています。
そして、ここに来てくださった皆さんにも、
何かひとつ、小さな物語が生まれますように。
それでは。
ページをめくるように、
どうぞごゆっくりご覧ください。
はじまり、はじまり。
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2026年9月22日(火)〜9月27日(日)10:30-17:00
入場無料
作家プロフィール
かたおか ゆかこ
2010年京都嵯峨美術大学短期大学部美術学科に入学。2回生からは絵本コースを専攻し、絵本を学ぶ。
2012年に同短大卒業後は2年ほど画塾に通い、そこで初めての自作絵本を作る。
画塾卒業後は、イラスト作品を中心に活動。
ギャラリーの企画展に参加したり、友達とアートフリマに出展したり、グループ展をひらいたり。
2019年ごろから絵本教室に通い、絵本作りを再開。絵本のコンペに応募する。
2023年におおしま国際手づくり絵本コンクールにて、2014年制作の「わんころ。」が、奨励賞「NHK富山放送局長賞」を受賞。
2024年ごろからクリエイターズ絵本YOMO(オリジナル絵本通販サイト)で、絵本の販売を開始。
現在は、印刷会社に勤めながら、絵本やイラストの作品作りに励んでいます。