2025.08.14-08.19|中原悠月 作品展「10+α8」
白と黒だけの世界の中に、驚くほど豊かな生命の気配が満ちている。
中原悠月による本展「10+α8」では、動物や植物、さらには惑星までもがひとつの循環の中に共存する姿を描き出した作品の数々が展示されている。
極細のペンが生み出す濃淡のリズムが画面に呼吸を与え、緻密さの中に潜むユーモアとして現れている。
毛並みの柔らかさや花弁の脈動、葉の一枚に宿る光までが、驚くほど丁寧に紡がれている。
クジラとペンギン、猫と魚、花と鳥——異なる生命たちが軽やかに共演し、まるで夢の中の寓話のような世界を織り上げている。
モノトーンでありながら、画面からは確かな温度と生命のざわめきが伝わってくる。
見る者は次第に、白と黒のあいだに広がる無限の物語へと引き込まれていくだろう。










作品展について
2025年8月14日(木)〜8月19日(火)10:30-17:00
ライブペイント
作家によるライブペイントを以下の日程で開催します。
2025年8月15日(金)〜8月17日(日)
作家プロフィール
中原悠月
ペン画アーティスト
白・黒のモノトーンを基調とし、ペンで描き、自然界の生物・植物・惑星などを融合させ、楽しく表現できるように描いています。
ペンの太さは、0.03mm〜1.0mmです。
動物の毛並み、花びらや葉っぱの葉脈、惑星の立体感を意識し、ペンの太さを変えて表現しています。
皆様に楽しい気持ちで見て頂けるよう、日々精進しています。