2024.11.26-12.01|詩化・石橋美稀 二人展「可憐な瞳」
1階に並ぶのは、石橋美稀による静謐な美人画の数々。
日本画の伝統を踏まえながらも、現代的な感性が息づいている。
白く柔らかな肌の質感や、深みのある色彩で描かれた衣の陰影には、作家自身の理想とする女性像へのまなざしがにじむ。
視線の先に漂うわずかな憂いや、髪の流れに宿る気配は、現実よりも少し遠い夢の世界を思わせ、見る者を静かに包み込むようである。
階段を上がると、詩化による絵と詩の展示が迎えてくれる。
パステル調の淡い色面に、シンプルな線で描かれた人物たちは、言葉にならない思春期のざわめきをそのままにとどめている。
壁に貼られた詩文や写真が心の断片として画面と呼応し、内省的な時間を紡ぎ出している。
理想を描く眼差しと、心の内を見つめる筆致。
二人の世界は対照的でありながら、どちらも「正直な自らを描く」という一点で響き合う。
若い感性のまっすぐな軌跡が、静かな空間に鮮やかに浮かび上がる二人展である。






作品展について
2024年11月26日(火)〜12月1日(日)10:30-17:00
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